洞爺湖中島
支庁マップ 網走支庁 根室支庁 釧路支庁 十勝支庁 日高支庁 胆振支庁 渡島支庁 檜山支庁 後志支庁 石狩支庁 空知支庁 上川支庁 留萌支庁 宗谷支庁

 

icon_gaku 術的に重要な地質・地形

独特なbase_kei 観をつくる地形・地質

icon_san 業活動と地域生活

その他の「地質icon_i 産」

 

category_volcano category_tectonics category_sedimentology category_geography category_engineering category_mineral category_fossil category_archaeology category_shaped-rock

 

候補サイト 全リスト

リスト一覧

更新されたサイト

 

リンクについて

このページへのリンクは自由です.なお,公開されている記事・写真についての引用等は著作者の了解が必要ですので,必ず御連絡下さい.
リンク元として以下のバナーをご使用ください.
Hyakusenbannar

 

SpryLicence

 

Powered by Lightbox v2.04

約5万年前に噴火を繰り返しできた溶岩ドーム

洞爺湖中島

有珠山から見た中島:三つの大きな峰がある.右側の張り出しているのは,弁天島と観音島である.遠くに羊蹄山が見える.【写真: 横山 光】
次の写真

洞爺湖北東岸から見た中島:左に有珠山と昭和新山が見える.【写真: 横山 光】
前の写真

【写真: 】
前の写真

【写真: 】
前の写真

約11万年前に大噴火にともなう陥没で形成された洞爺カルデラの中央に、約5万年前からはじまった火山活動で形成されたのが大島、観音島、弁天島、饅頭島からなる中島である.中島周辺の湖底深度は約175m,中島で最も高い峰は,大島北西側の円錐形の山で湖面からの高さは約370mである.湖底からの高さは545mで,藻岩山よりも高い立派な山である.岩質は輝石角閃石安山岩で,大島を構成する主要なドームは三つであるが、他の島や湖面に顔を出していないドームは合計で11個確認されている.

中島の噴火が終了した後,約2万年前頃から有珠山が活動を始めた.

【執筆者:横山 光・石井正之】

既存の指定など

支笏洞爺国立公園

洞爺湖有珠山ジオパーク

所在地

洞爺湖町

壮瞥町

伊達市

参考文献

地質調査所(1956)5万分の1地質図幅「虻田(札幌-50)」および同説明書.84p.
曽屋龍典,勝井義雄,新井田清信,堺 幾久子,東宮昭彦,2007,有珠山火山地質図(第2版).産業技術総合研究所 地質調査総合センター.

 

関連するジオサイト