有珠の流れ山地形
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有珠山崩壊による岩屑なだれ

有珠の流れ山地形

有珠外輪山から見た岩屑なだれ:やや左手の突き出した岬がアルトリ岬,中央の湾は有珠湾,右に見える防波堤は虻田漁港である.外輪山からアルトリ岬までは直線距離で約5kmである.【写真: 石井 正之】
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アルトリ岬から見た有珠山:外輪山と中央火口丘。左の山体は西山である.【写真: 石井 正之】
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善光寺境内の散策路で見られる流れ山の岩塊:流れ山の岩塊としては石割桜が有名であるが,散策路のいたるところに巨大な岩塊が点在している.【写真: 石井 正之】
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有珠漁港の流れ山:有珠湾の入口にあり,標高36.3mである.【写真: 石井 正之】
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約7,000-8,000年前に有珠山の山頂部が崩壊し岩屑なだれ(善光寺岩屑なだれ)が発生した。その時の岩屑なだれ堆積物と流れ山が伊達市のエントモ岬から洞爺湖町の入江付近に分布している。

アルトリ岬の先端は流れ山の一つであり,善光寺境内の散策路も流れ山の中をたどっている.アルトリ岬から見ると海の中に岩礁が散在している.これも流れ山として運ばれてきた有珠山の岩塊である.JR室蘭本線の上り列車は有珠駅を過ぎたあたりから流れ山の中を通過する.

【執筆者:石井 正之】

既存の指定など

支笏洞爺国立公園

洞爺湖有珠山ジオパーク

所在地

伊達市 虻田区有珠

洞爺湖町 入江

参考文献

地質調査所(1956)5万分の1地質図幅「虻田(札幌-50)」および同説明書.84p.
宇井忠英,角田隆志,福田茂夫,廣瀬 亘(2011)洞爺湖有珠山ジオパークガイド05 噴火湾沿岸のジオサイトを巡る.洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会.