縫別川の浦幌層群舌辛層のカキ礁
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3,800万年前のイタボカキ

縫別川の浦幌層群舌辛層のカキ礁

カキの化石を含む舌辛層の砂岩:黄色のフィールドノートの周辺にカキが密集している.地層の走向・傾斜はN30°E,45°NWで上流(向こう側)に傾斜している. 【写真: 石井 正之】
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カキ化石の産状:合弁のものもある【写真: 石井 正之】
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白糠から茶路川に沿って国道392号を北上すると,共栄橋の先に縫別の集落跡がある.国道を左に折れて縫別川に沿って行くと浄水場があり,その先に直次郎橋がある.橋の下流の河原を下って行くとカキを含んだ地層がある.

この地層は,約3,800万年前の新生代古第三紀始新世浦幌層群舌辛層の砂岩層で,含まれているカキは,イタボガキ(板甫牡蛎)である.このカキは,マガキに比べ殻が丸みを帯びているのが特徴で,生息していた場所はマガキに比べやや深く,水深10m前後の外浜である.

【執筆者:石井 正之・境 智洋・七山 太】

所在地

白糠町 縫別

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米原(2008)白糠の巡検書

参考文献

米原史剛(2008年度修了作成)白糠の巡検書.北海道教育大学釧路校.