長流川左岸の洞爺火砕流堆積物
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長流川に沿って続く火砕流台地

長流川左岸の洞爺火砕流堆積物

国道453号から見た洞爺火砕流台地:国道37号の伊達市街地付近から長流川と壮瞥川の合流点付近まで約6.5kmにわたって長流川左岸に洞爺火砕流が分布している.夕日を浴びて赤みがかっている.背後の山は中期更新世の安山岩などで構成されている.【写真: 石井 正之】
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二層のフローユニット:どちらのユニットも溶結していないので,浸食が著しくほぼ垂直の崖となっている.【写真: 石井 正之】
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約11.5万年前に噴出した洞爺火砕流堆積物は,長流川下流左岸の崖で見ることができる.明瞭な2層のフローユニットが認められ,下位が細粒分を主体とする火山灰流,上位が軽石流である.どちらの火砕流も非溶結である.岩質は流紋岩質であるため,崖は白っぽくなっている.

この火砕流堆積物は,北は日本海に面した岩内海岸まで,南は伊達市まで流下堆積している.

【執筆者:石井 正之】

既存の指定など

支笏洞爺国立公園

所在地

伊達市 北長和町

参考文献

曽屋龍典,勝井義雄,新井田清信,堺幾久子,東宮昭彦(2007)02有珠火山地質図(第2版).産業技術総合研究所地質調査総合センター.