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定山渓温泉を取り囲む半深成岩

定山渓石英斑岩体

豊平川かっぱ淵の石英斑岩【写真: 石井正之】
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同じ露頭を下流側からみる:50cm間隔ほどで柱状節理が発達しているほか,右上から左下方向の不連続面が見られる.【写真: 石井正之】
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かっぱ淵へ向かう散策路の石英斑岩【写真: 石井正之】
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定山渓温泉は石英斑岩に取り囲まれている.この石英斑岩をもっともよく観察できるのは,定山渓郷土資料館の川側にある散策路である.

散策路の途中には石英斑岩の露頭が何カ所もあり,間近に石英斑岩をみることができる.散策路を下って豊平川のかっぱ淵に出ると対岸に石英斑岩の大きな露頭がある.この付近の石英斑岩はガラスのように透明な石英,白色の斜長石,黒雲母の斑晶の目立つ非常に粗粒な岩相を示す.

この石英斑岩の貫入時代は10.9ー9.5Ma(後期中新世)とされている.

【執筆者:石井正之】

既存の指定など

支笏洞爺国立公園

所在地

札幌市 南区定山渓温泉

参考文献

土居繁雄(1953)5万分の1地質図幅および説明書.北海道開発庁.
渡辺 寧・岩田圭示・羽坂俊一(1989)西南北海道定山渓地域の中新統と地質構造.地球科学,43巻,1号,7-15.