地球の鼓動を感じさせる間歇泉
鹿部 間歇泉
鹿部町の間欠泉は、大正13年4月、温泉試掘によって発見されました。それ以来、約100度の熱水を断続して噴き上げています。熱水は地下26mの深さから湧き上がっており、噴出高は15m以上にもなります(ただし、噴出した熱水が国道などの周囲に飛散する事を防ぐため、通常は地上約10mの位置に蓋が設けられています)。噴出量は、毎回500リットル程度で、約6分間隔の周期で噴き出しています。熱水の成分は、ナトリウム-塩化物泉で、無色透明・無臭です。
間欠泉の周りは、しかべ間歇泉公園として整備されており、公園内の足湯につかりながらゆったりと眺めることができます。
所在地
鹿部町 字鹿部
リンク
参考文献
北海道開発庁(1967)5万分の1地質図幅「鹿部(札幌-77)」および同説明書.30p.