支庁マップ網走支庁根室支庁釧路支庁十勝支庁日高支庁胆振支庁渡島支庁檜山支庁後志支庁石狩支庁空知支庁上川支庁留萌支庁宗谷支庁

 

icon_gaku 術的に重要な地質・地形

独特な base_kei 観をつくる地形・地質

icon_san 業活動と地域生活

その他の「地質 icon_i 産」

 

category_volcanocategory_tectonicscategory_sedimentologycategory_geographycategory_engineeringcategory_mineralcategory_fossilcategory_archaeologycategory_shaped-rock

 

候補サイト 全リスト

リスト一覧

更新されたサイト

 

リンクについて

このページへのリンクは自由です.なお,公開されている記事・写真についての引用等は著作者の了解が必要ですので,必ず御連絡下さい.
リンク元として以下のバナーをご使用ください.
Hyakusenbannar

 

SpryLicence

 

Powered by Lightbox v2.04

泥岩とハイアロクラスタイトの接触面

札幌市百松沢のハイアロクラスタイト

泥岩(左側の白色部)とハイアロクラスタイトの大露頭 左下の白色部分が変質した泥岩で,その右側の飛び出した部分からハイアロクラスタイトになっている. 【写真: 】
次の写真

ハイアロクラスタイトと泥岩の接触部 泥岩層は白色に変質し,層理面は急立している.接触面の走向・傾斜はN60゚W,75゚SWで,泥岩の層理面はN50゚W,80゚NEである. 【写真: 】
前の写真 次の写真

ハイアロクラスタイトの接触面 接触面は多少波を打っているが平滑である.ハイアロクラスタイトには接触面と同じ方向のクラックが発達している. 【写真: 】
前の写真 次の写真

泥岩との接触面付近のハイアロクラスタイト 塊状無層理でピローブレッチャを含む. 【写真: 】
前の写真

 定山渓の手前で北から豊平川の砥山ダム湖に合流する百松沢林道沿いにはハイアロクラスタイトが広く分布している.

 ダム湖を過ぎた辺りに大露頭があり白色に変質した泥岩(下流側)とハイアロクラスタイトが接触している.接触面の走向・傾斜は

N65゚W,75゚SWで両者は断層関係と考えられる.接触面付近の泥岩の走向・傾斜はN50゚W,80゚NWと急立している.

【執筆者:石井 正之】

所在地

札幌市 南区百松沢

参考文献

岡 孝雄,高清水康博,垣原康之,207,サッポロカイギュウ化石を取り巻く地質(豊平川上流域,月寒丘陵南部).札幌市大型動物か積層号調査報告書,8-40.
土居繁雄,1953,5万分の1地質図幅および説明書.北海道開発庁.
渡辺 寧,岩田圭示,羽坂俊一,1989,西南北海道定山渓地域の中新統と地質構造.地球科学,43,7-15.