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いつも水量の豊富な滝

知床東海岸のセセキの滝

セセキの滝全景 相泊側から見たセセキの滝で,手前の金網部分はチトカンベ岩である.滝部分を含めてハイアロクラスタイトで構成され,落石の危険が大きいためのり面工が施工されている.【写真: 石井 正之】
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セセキの滝近景【写真: 石井 正之】
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正面から見たセセキの滝 滝の背後は,緩い傾斜の斜面が標高400m付近まで続く.【写真: 石井 正之】
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チトカンベ岩の南にある高さ30mほどの水量豊富な滝で,飛沫が道路を濡らしていることが多い.

滝を構成しているのは知床岬層の安山岩質ハイアロクラスタイトである.

この滝から尾根までの距離は約2.5kmで,沢背後の尾根(分水嶺)の標高は780mとそれほど高くないが滝の水量は豊富である.

知床岬図幅によればセセキの滝の背後斜面は標高450m付近まで知床岬層の安山岩質火山角礫岩(ハイアロクラスタイト)でその上位に安山岩溶岩が載っている.これらの第四紀火山岩類が包蔵している豊富な地下水が流出して,セセキの滝の豊富な水量を支えている.

【執筆者:石井 正之】

既存の指定など

世界自然遺産(2005年)

所在地

羅臼町 瀬石

参考文献

杉本良也,松井公平,土居繁雄(1971)5万分の1図幅および説明書.北海道開発庁.