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支笏火砕流の丘陵に広がる都市近郊林

北大苫小牧研究林

幌内川の流れ:適度に手入れがされ,流れがあり池がある.水は透き通っている.逆光を受けて空気は霞のようになっている.【写真: 石井 正之】
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開放区域の樹木園:白い花はズミ.【写真: 石井 正之】
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ミズナラの大木:研究林内の市道脇のミズナラ.この市道沿いには針葉樹が多い.【写真: 石井 正之】
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研究林内の駐車場に向かう道路:緑のトンネルである.【写真: 石井 正之】
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北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 森林圏ステーション 苫小牧研究林は,苫小牧市街の北にある面積2,715ha の森林である.天然林,二次林,針葉樹人工林がそれぞれ1/3ずつを占めている.標高5〜90m の丘陵地で支笏火砕流堆積物で構成されている.表面は樽前火山噴出物で覆われている.

研究林の中を流れる幌内川は湧水起源の清流で,苫小牧市の上水道として利用されている.

1904(明治37)年に札幌農学校演習林として発足以来,1)健全な森林を維持するための森林施業,2)森林生態系に関する研究,3)林業や森林に関する教育,の3つを柱に運営されてきた.さらに,豊かな自然を一般の人が満喫できるように研究林を開放し生態博物園を徒歩で自由に回ることができるようになっている.この生態博物園は,樹木園,灌木園,池,ビオトープ,ビジターセンター(ログハウス),あずま屋,山草園,散策路で構成されていて森の雰囲気を満喫できる.

【執筆者:石井 正之】

既存の指定など

林内立ち入り禁止区域あり

所在地

苫小牧市 高丘

リンク

苫小牧研究林

参考文献

石城謙吉(2008)森林と人間―ある都市近郊林の物語 .岩波新書.
苫小牧研究林のウェブページ参照