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その昔 豊平川は東に流れていた

旧豊平川

野幌丘陵にぶつかる旧豊平川:東へ流れてきた世田豊平川は,野幌丘陵にぶつかり北に流路を変える.左手の森は江別古墳群である.札幌北広島環状線の江別古墳群付近から西を見る.【写真: 石井 正之】
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北白石川に流れ込む旧豊平川:現在は旧豊平川の水は逆流して北白石川に流れ込み,国道275号を横断して厚別排水機場の脇を通って豊平川に流れ出ている.左手の林が旧豊平川の河畔林である.【写真: 石井 正之】
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雁来大橋から上流を見る:正面突き当たりで月寒川が合流している.この合流点付近から豊平川の直線化が行われた.【写真: 石井 正之】
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世田豊平川と石狩川の合流点:新石狩大橋(国道275号)の上流で国道337号を横断して石狩川に注ぐ.【写真: 石井 正之】
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国道275号の雁来大橋を渡ると右手に林が見える.この林の中に旧豊平川がある.国道改良前は旧豊平川の堤防上を国道が通っていた.旧豊平川は蛇行しながら東へと続くが,直線化された厚別川にぶつかり途切れる.

厚別川より東では世田豊平川と呼ばれていて,さらに東に流れ野幌丘陵にぶつかって北上し新石狩大橋の上流の石狩川河川敷緑地で石狩川に合流する.

なお,かっては伏籠川が豊平川本流であったが,1801(文化3)年あるいは1802(文化4)年の洪水で旧豊平川(当時は対雁川<ついしかりがわ>)に流路が変更になったとの記録がある.

現在の雁来大橋から下流の豊平川は,1941(昭和16)年に通水が始まった.

【執筆者:石井 正之】

所在地

札幌市 東区東雁来町

札幌市 白石区東米里

江別市 角山

江別市 工栄町

参考文献

札幌市教育委員会編(1978)札幌文庫 4 豊平川.164p.
札幌市教育委員会編(1996)札幌文庫7 地形と地質.66p,219p.