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サロマ湖展望台の眺望

サロマ湖を想う

サロマ湖西方(湧別町側)を望む.オホーツク海とを境する細長く続く砂州が写真中央から右にかけて伸びる.【写真: 垣原康之】
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サロマ湖東〜南東方(佐呂間町・北見市常呂)を望む.サロマ湖南方に平坦な海成段丘面が見られる.【写真: 垣原康之】
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三里番屋の湖口.1929年開削.【写真: 垣原康之】
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サロマ湖展望台から北を望む.砂州は非常に細いものである.【写真: 垣原康之】
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佐呂間町幌岩山に設置されているサロマ湖展望台からは,サロマ湖の全容を眺望できる.はるか遠くにはオホーツク海の海原が広がる.そのオホーツク海との境界となる東西に細長く伸びる砂州.右手奥の砂州にはワッカ原生花園,オホーツク海とつながる砂州中央の三里番屋湖口,右手手前には海成段丘面が広がる.この段丘面は遠望では平坦な印象をもつが,実際には美瑛のような丸みを帯びた地形が広がっている.また左手手前には,アッケシ草で有名なサンゴ岬と鶴沼が広がっている.また周辺には,サロマ湖のもたらす恵みを求めた人たちが遺した,続縄文文化・オホーツク文化,アイヌ文化の遺跡が数多く存在する.

それぞれの地区は,単独でも興味深いジオサイトである.これらが互いに関連しつつ全体でサロマ湖となっていることを理解するために,サロマ湖展望台からサロマ湖全体を眺めることをお勧めする.

【執筆者:垣原康之】

既存の指定など

網走国定公園

北海道遺産

所在地

佐呂間町 縨岩山

北見市 常呂

湧別町

リンク

北海道庁環境生活部

Wikipedia サロマ湖

ワッカネイチャーセンター(根室振興局)

参考文献

辻井達一ほか(2003)北海道の湿原と植物.北海道大学出版会,264p.
道東の自然史研究会 編(1999)道東の自然を歩く.北海道大学図書刊行会,268p.
北海道開発庁(1964)5万分の1地質図幅「三里番屋及びサロマ湖」及び同説明書.
北海道開発庁(1962)5万分の1地質図幅「中湧別(網走-16)」及び同説明書.19p.