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開拓期から人々を癒し続ける

二酸化炭素泉 あいべつ協和温泉

協和温泉【写真: 垣原康之】

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愛別町市街の北東に「協和温泉」がある.ここは遊離二酸化炭素を1,713 mg/kg(H20年証明書)を含有する「単純二酸化炭素冷鉱泉(泉温約10℃)」を利用した温泉宿泊施設である.泉源は施設から約2km山に入ったところにある.湧出量は少なく,実は浴場に設置された冷鉱泉の浴槽も小さい.更衣室に貼られている経営者からの手紙によると,歴史は古く明治開拓期には「美志内(旧地名)の霊泉」として開拓者の疲れを癒した.また子供たちは砂糖をもって源泉に向かい,湧水に砂糖を溶かして「サイダー」と称して楽しんだらしい.

協和温泉の二酸化炭素の起源は明らかとはなっていないが,周囲には石灰岩岩体が知られていることから,これらの溶解に起因するのかもしれない.協和温泉のように二酸化炭素を含む温泉としては,下川町の五味温泉も有名である.

【執筆者:垣原康之】

所在地

愛別町 協和

リンク

きのこと湯の里 あいべつ協和温泉

Wikipedia(二酸化炭素泉)

参考文献

吉村和久・鶴見 実(2000)炭素安定同位体比分析による青森県八甲田山高濃度二酸化炭素の起源の推定.地球惑星科学合同大会要旨集CD-ROM,Qa-015.
北海道立地下資源調査所(1964)5万分の1地質図幅「愛別(網走-31)」および同説明書.44p.

 

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