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大雪火山の中心部

御鉢平カルデラと爆裂火口

御鉢平カルデラを北東壁から見る:カルデラの大部分は植生がない.中央を赤石川が流れる.【写真: 石井 正之】
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御鉢平展望台付近のカルデラ壁:黒色のガラス質安山岩がカルデラ壁をつくっている. 【写真: 石井 正之】
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御鉢平カルデラから流れ出出る赤石川:川の水は濁ったような薄緑色をしている.【写真: 石井 正之】
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約3万年前にプリニー式噴火によって降下火砕物と火砕流を噴出して御鉢平カルデラ(直径2km)が形成された.石狩川沿いの層雲峡や忠別川沿いの天人峡は,この火砕流を削ってできた峡谷で,火砕流の最大層厚は200mに達する.この火砕流は溶結して柱状節理が発達している.この火砕流の肉眼的特徴は,黒い柱状の角閃石を含むことである.

御鉢平では,1958(昭和33)年と1961(昭和36)年に有毒の火山ガスにより,それぞれ2名の死者が出ている.現在も火山ガスが出ていて,立ち入り禁止である.

【執筆者:石井正之】

所在地

上川町

東川町

参考文献

広瀬 亘(2010)J.大雪山.日本地方地質誌1 北海道地方,496p.地方,318−319.
北海道開発庁(1966)5万分の1地質図幅「当麻(網走-42)」および同説明書.23p.
北海道開発庁(1966)5万分の1地質図幅「大雪山(網走-43)」および説明書.
和田恵治(2010)8.3.6 大雪火山.日本地方地質誌1 北海道地方,318−319.

 

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