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オンネアンズ沢層の凝灰岩

鹿の子沢の奥にそびえる絶壁

鹿の子沢のシンボル「雲突岩」.見上げると雲を突き抜けるほどの高さを感じる.弱いラミナの発達する凝灰岩からなる.【写真: 垣原康之】
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「忍岩」.雲突岩と同じ岩相の崩壊ブロック.【写真: 垣原康之】
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「屏風岩」の上部に発達する露頭面に層状凹凸が発達する露頭.降下スコリア堆積物.レンズキャップは径約80mm.【写真: 垣原康之】
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「屏風岩」.オーバーハングが形成される程度の固結度である.【写真: 垣原康之】
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鹿の子沢上流には「雲突岩(高さ約60m)」に代表される巨大な絶壁がそびえている.一見すると層雲峡でみられるような溶結凝灰岩である.しかしよくみると弱い縞模様「ラミナ」が一面にみえる.これらは水流により運搬された軽石やスコリア粒子,細粒火山灰が堆積したものと推測される.これらは堅牢な岩石に見えるが,「こうもり岩」や「忍び岩」などは崩落した大きなブロックであろう.

遊歩道を登り,「屏風岩」から「不動岩」付近では露頭表面の層状構造がはっきりしてくる.粗粒のスコリア粒が多い部分が突出し,相対的に細粒部がへこんでいる.この地層はスコリアの粒径が揃っていることから,降下スコリア堆積物の可能性がある.

【執筆者:垣原康之】

既存の指定など

「三本桂」森の巨人たち百選(林野庁2000)

所在地

置戸町 常元

リンク

置戸町鹿の子沢

北海道森林管理局 鹿の子沢風景林

森の巨人たち百選(林野庁)

参考文献

長谷川 潔,渡辺 順 (1964) 5万分の1地質図幅「常元(網走-56)」および同説明書. 北海道開発庁, 28p.

 

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