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崖から吹き出す滝

広尾町フンベの滝

崖から吹き出す水流.手前の滝ほどではないが,奥の崖全体からも水が滴り落ちている.【写真: 垣原康之】
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日高山脈襟裳国定公園とフンベの滝の説明看板.【写真: 垣原康之】
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【写真: 】
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フンベの滝は広尾町から「黄金道路」を少し進んだところにあり,道路脇の右手の崖から多量の水が流れている.フンベの滝とだけ書かれた小さな看板,石碑,日高山脈襟裳国定公園の看板が路側駐車帯に設置されている.

フンベの滝は,地下水が堅固な日高累層群を覆う段丘砂礫層中を浸透し,道路脇の断ち切られた崖から湧出している潜流瀑である.潜流瀑とは,湧出口から吹き出した地下水がそのまま滝となっている形態を言う.湧出口より上流の地表部には基本的に水流がみられないため,崖から湧き出ているような印象を受ける.一年を通して湧出・落瀑しているが,冬季には氷柱群が立ち並ぶ神秘的な景色となる.

フンベの滝の水量を維持する帯水層(砂礫層)が載る段丘面は,フンベ海岸から約3km奥の東広尾川右岸まで広がり,フンベの滝のある東北東へ緩く傾斜している.この砂礫層から長い年月をかけて集積した地下水が湧出している.

【執筆者:垣原康之】

既存の指定など

日高山脈襟裳国定公園

所在地

広尾町 フンベ

参考文献

北海道開発庁(1960)5万分の1地質図幅「広尾(釧路-68)」および同説明書.40p.

 

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