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前期中新世のアルカリドレライト

礼文島久種湖のドレライト

道々礼文島線の久種湖湖岸の道路のり面のドレライト露頭.枕状の構造が見えることから,この部分では溶岩の可能性がある.【写真: 石井 正之】

【写真: 】
前の写真

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前の写真

 礼文島北部はカニの鋏の形をしていて,右の鋏の根元に久種湖がある.この久種湖の東岸にドレライトが小規模に露出している.化学組成からアルカリ岩系列に属するもので礼文島ではここ以外には見られない.

 K−Ar 年代は18.2Ma で前期中新世に属する.この岩体は,露頭ではメシクニ層の礫岩に覆われていて,メシクニ層堆積以前にシルあるいは岩脈として迸入してきたものと推定されている(Goto,Y.et al.,1991).

【執筆者:石井 正之】

既存の指定など

利尻礼文サロベツ国立公園

所在地

礼文町 久種湖の東岸

参考文献

Goto,Y.,et al.(1991) The middle Micene alkali dolerite from Rebun Island,Northeastan Japan Sea. J.Min.Petr.Econ.Geol.86,375-378.
長尾捨一(1963)5万分の1地質図幅及び説明書「礼文島」.24-25.北海道開発庁.
Noda,Y.,et al.(1993) Molluscan fauna from the Miocene Meshikuni Formation on Rebun Island Northern Hokkaido.Trans.Proc.Palaeont.Soc.Japan,N.S.311-327.

 

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