支庁マップ網走支庁根室支庁釧路支庁十勝支庁日高支庁胆振支庁渡島支庁檜山支庁後志支庁石狩支庁空知支庁上川支庁留萌支庁宗谷支庁

 

icon_gaku 術的に重要な地質・地形

独特な base_kei 観をつくる地形・地質

icon_san 業活動と地域生活

その他の「地質 icon_i 産」

 

category_volcanocategory_tectonicscategory_sedimentologycategory_geographycategory_engineeringcategory_mineralcategory_fossilcategory_archaeologycategory_shaped-rock

 

候補サイト 全リスト

リスト一覧

更新されたサイト

 

リンクについて

このページへのリンクは自由です.なお,公開されている記事・写真についての引用等は著作者の了解が必要ですので,必ず御連絡下さい.
リンク元として以下のバナーをご使用ください.
Hyakusenbannar

 

SpryLicence

 

Powered by Lightbox v2.04

ハイキングコースにも最適

美深 松山湿原

つつじ沼.【写真: 垣原康之】
次の写真

緑色に広がる湿原.手前に傾いたアカエゾマツ.【写真: 垣原康之】
前の写真 次の写真

まるで草原のように見える湿原.【写真: 垣原康之】
前の写真 次の写真

松山湿原登山道入口.このすぐ先に風穴がある.【写真: 垣原康之】
前の写真

松山湿原は北海道北部の美深町仁宇布にある。標高約800mの緩く傾斜する台地に発達した湿原で、面積は約15haほどである。湿原はアカエゾマツ林に囲まれている。また湿原内にも片側だけに枝を出すアカエゾマツの低木(風衝樹形)が点在する。松山湿原と言う名称もこのアカエゾマツ林から由来しているらしい。湿原の中央部には、えぞ松沼、つつじ沼、はい松沼の3つの池塘がある。湿原の基盤は新第三紀中新世に活動した安山岩溶岩である。この溶岩は登山道9合目付近と6合目の展望台にわずかに露出している。

道道美深雄武線を仁宇布から雄武に向かって進むと右手に松山湿原の看板とゲートがある。舗装整備されている道路を進むと天竜沼脇の駐車場につく。ここから徒歩で900mほど、これもウッドチップ等で整備された登山道を進むと松山湿原に到着する。湿原内にも木道が整備されているので散策を楽しめる。なお登山道入口から少し進むと「風穴」から冷風が流れている。

【執筆者:垣原康之】

既存の指定など

北海道自然環境保全地域

所在地

美深町 仁宇布

リンク

美深町(松山湿原)

Wikipedia 松山湿原

参考文献

辻井達一・橘ヒサ子・高橋英樹・梅沢 俊・岡田 操・冨士田裕子,2003,北海道の湿原と植物.北海道大学出版会,264p.
道北地方地学懇話会(1995)同法区の自然を歩く,北海道大学図書刊行会,269p.
北海道開発庁(1960)5万分の1地質図幅「仁宇布(網走-5)」および同説明書.37p.

 

関連するジオサイト