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北西側がそぎ落とされた古い火山

大雪火山の黒岳

北鎮岳麓の雪渓付近から見た黒岳:遠くの,頂上が平坦で左側が切れたようになっているのが黒岳である.左の“釣り鐘状”の山は凌雲岳である.8月初めで雪は残っている.【写真: 石井 正之】
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黒岳頂上の北端:チョコレート色の安山岩が岩壁をつくっている.遠方左側の白い崖は層雲峡の対岸である.【写真: 石井 正之】
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黒岳頂上の安山岩【写真: 石井 正之】
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黒岳は大雪火山の北部に位置する標高1984.3mの古い溶岩円頂丘で,層雲峡からの登山道の尾根に沿って溶岩が流下している.北西側はそぎ落とされたような断崖で黒岳沢の源頭部となっている.山頂に露出する岩石は,最大1cmほどの斜長石の斑晶を含むチョコレート色の安山岩である.

なお,黒岳に登るのは層雲峡のロープウェイとリフトを使うと楽である.ただし,登山案内書には,リフト終点の登山口から黒岳頂上まで一時間と記載されているが,現在の登山道では上りに1時間15分くらいかかり,下りも一時間ほどかかるので注意が必要である.

【執筆者:石井 正之】

既存の指定など

大雪山国立公園

所在地

上川町

参考文献

国府谷盛明ほか(1966)五万分の一地質図幅および説明書「大雪山」.北海道開発庁.
北海道防災会議(1979)北海道における火山に関する研究報告書 第7編 旭岳 火山の地質・活動の現況および防災対策.
和田恵治(2010)8.3.6 大雪火山.日本地方地質誌1 北海道地方.318-319.

 

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